函館博物館のあゆみ
ハコダテハクブツカンノアユミ
■観光説明板
函館の博物館の歴史は、明治12(1879)年に開拓使函館支庁仮博物場として開場したのが始まりである。
これは、開拓使顧問であるアメリカ人ホーレス・ケプロンが北海道の開拓政策推進のために博物館・図書館の設立を提言したことによるものであった。
公園内にある旧函館博物館の建物は、現存する地方博物館として日本で最も古く、昭和38(1963)年に北海道有形文化財に指定されている。
現在の市立函館博物館は、昭和41(1966)年に総合博物館として開館し、創立時の資料も継承して現在に至っている。
函館市
HISTORY OF THE HAKODATE MUSEUM
Hakodate Museum was officially founded in 1879.Initially it was a provisional museum of the Hokkaido Development Agency’s Hakodate branch.
Capron Horase,an American development adviser stated that the construction of a museum and a library was neccessary in order to enhance the development policy of Hokkaido.The original building still standing in Hakodate Park is one of the oldest local museums existing in Japan and it was designated as a Hokkaido tangible cultual asset in 1963.
The present Hakodate Museum,which began as a general museum in 1966,has exhibited many materials including historical ones inherited from the original museum’s collection.
CITY OF HAKODATE
{函館(はこだて)}の{博物館(はくぶつかん)}の{歴史(れきし)}は、1879{年(ねん)}に @{開拓使(かいたくし)}[{北海道(ほっかいどう)}、{樺太(からふと)}を{住(す)}めるようにするための{国(くに)}の{役所(やくしょ)}]{函館支庁仮博物場(はこだてしちょうかりはくぶつじょう)}として{開(ひら)}いたのが{始(はじ)}まりです。
これは、 @{開拓使顧問(かいたくしこもん)}[{北海道(ほっかいどう)}、{樺太(からふと)}の{開拓(かいたく)}のための{国(くに)}の{役所(やくしょ)}で{働(はたら)}いた{外国人(がいこくじん)}]のアメリカ{人(じん)} @ホーレス・ケプロン[Horace Capron、{人(ひと)}の{名前(なまえ)}]が{北海道(ほっかいどう)}の @{開拓(かいたく)}[{北海道(ほっかいどう)}、{樺太(からふと)}を{住(す)}めるようにすること]を{進(すす)}めるために{博物館(はくぶつかん)}・{図書館(としょかん)}を{作(つく)}ることを{勧(すす)}めたことで{始(はじ)}まりました。
{公園(こうえん)}の{中(なか)}にある{旧函館博物館(きゅうはこだてはくぶつかん)}の{建物(たてもの)}は、{今(いま)}も{残(のこ)}っている @{地方博物館(ちほうはくぶつかん)}[{地方(ちほう)}の{公共(こうきょう)}の{集(あつ)}まりがやっている{博物館(はくぶつかん)}]として{日本(にほん)}で1{番(ばん)}{古(ふる)}くて、1963{年(ねん)}に @{北海道有形文化財(ほっかいどうゆうけいぶんかざい)}[{北海道(ほっかいどう)}の{文化(ぶんか)}を{伝(つた)}えるために{大切(たいせつ)}な、{今(いま)}も{形(かたち)}があるもの]になっています。
{今(いま)}ある{市立函館博物館(しりつはこだてはくぶつかん)}は、1966{年(ねん)}に{総合博物館(そうごうはくぶつかん)}として{始(はじ)}まりました。ここには、1879{年(ねん)}からの{資料(しりょう)}があります。