初代浜田喜一師之像

ショダイハマダキイチシノゾウ

IMG_5455
■説明

■碑文
(台座正面)
「初代浜田喜一師之像」

(台座裏面)
「碑文
初代浜田喜一師は大正六年七月江差町新栄町に父喜三郎(号松鶴)母よしの四男として出生、正調江差追分節の名人であった父の唄声を子守唄として育つ、大正十一年五才にして病床の父に変つて「追分節大会」へ出場大人達に互して唄い「神童」の名をほしいまゝにした、昭和九年上京「かもめ会」を結成戦後の第一期黄金時代の中心的存在として活躍する、昭和三十四年「初代浜田会」を結成し門下より優秀な唄手を数多輩出又民謡界で始めて歌舞伎座で公演、昭和五十七年郷里に追分会館落成を記念併せて追分節の益々の隆盛を祈念し「江差屏風図緞帳」を寄贈、六十有余年に亘る師の芸道生活は常に江差追分節から離れる事なく国内は基より世界各国に迄其名を拡めた功績は筆舌に尽くすせぬものがあり政府は師に勲五等瑞宝章御下賜の栄誉を賜る。
茲に偉大なる江差追分節中興の祖初代浜田喜一の偉徳を永遠に顕彰する為に全国有志相諮り生誕の地に銅像を建立し後進の亀鏡をなすものである。
昭和六十二年九月吉日
初代浜田喜一師顕彰像建立実行委員会」

大エリア 江差町
小エリア
所在地北海道檜山郡江差町字鴎島
制作時代 昭和
主題時代 大正, 昭和
カテゴリ 碑・像, 美術・芸能