史跡上之国館跡 花沢館跡

しせきかみのくにたてあと はなざわだてあと

IMG_1834IMG_9789IMG_8842
15世紀中ごろに北海道南西部に展開したいわゆる道南十二館の一つとされ、長禄元年(1457)のコシャマインの戦いで北斗市に所在する茂別館とともに陥落しなかったとされています。
館は、標高約60㍍上部として丘陵上に立地し、発掘調査では頂上部の後方を囲うように空堀がみつかっています。
また、花沢館跡では住居跡がみつからず、有事の際に利用される臨時的な山城としての役割が考えられています。館は、館主である蠣崎季繁が亡くなった寛正3年(1462)ごろまで機能したと考えられています。

大エリア 上ノ国町
小エリア
所在地上ノ国町字勝山
制作時代
主題時代
カテゴリ 歴史