石碑「江差追分尺八先覚者 鴎嶋軒小路豊太郎翁之碑」

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■説明

■碑文
(正面)
「江差追分尺八先覚者 鴎島軒小路豊太郎之碑」

(台座正面)
「碑記 鴎嶋軒小路豊太郎師は慶応三年江差町中歌町に生まれ若年の頃から笛をたしなみ一方越後出身の虚無僧神保政之輔師に普化尺八の奥義を学んだ
師はつとに追分節の旋律と尺八の音律を調和に着目し新地町の小桝屋の老妓から追分節を習い尺八による追分伴奏法の確立を志し刻苦精励遂にその蘊奥を究めた当時江差追分の名人と謳われた平野源三郎師らの唄い手と共に各界の人士にその至芸を披露し斯道の情調を高め尺八による追分伴奏の基いをなしたと云われる師は後に江差をはなれ昭和十三年二月札幌市に於いて七十二年の生涯を閉じたが師の没後半世紀を経た今日有志相集いその遺徳を偲んでこの碑を建立する
平成元年八月
題字 江差町長 木村義信
碑記 鴎嶋軒三代目 松本晁章謹書」

(台座裏面 略)

大エリア 江差町
小エリア
所在地北海道檜山郡江差町字鴎島
制作時代 平成
主題時代 明治, 大正, 昭和
カテゴリ 碑・像, 美術・芸能